SRIファンドの登場と拡大

  

SRIファンド(SRI投資信託)とは、社会的責任投資(SRI)の観点で投資銘柄を選んだ投資信託のことです。

社会的責任投資(SRI)の原点は、アメリカの宗教財団が教義上の理由からタバコやアルコール事業を営む企業への投資を控えたことにあるといわれています。

SRIファンド(SRI投資信託)が1970年代に登場し、1990年代に入って好成績を上げるようになったため、社会的責任投資(SRI)自体も急速に普及・拡大しました。

SRIファンド(SRI投資信託)の好調によって社会的責任投資(SRI)は、「収益を犠牲にした投資ではない」ことが広く知られるようになりました。

また確定拠出年金401kプランの選択メニューに社会的責任投資(SRI)が取り入れられたことも影響して1990年代は社会的責任投資(SRI)の拡大期となりました。

この頃、米国内では機関投資家が社会的責任投資(SRI)を行なうことに反対する意見もありました。社会的責任投資(SRI)は投資に際して「収益以外の要素」が考慮されているためです。

しかし1998年にアメリカ合衆国労働省が、従業員退職所得保障法(ERISA法)に定められた受託者基準に関して「財務的な要因が損なわれていない限り、社会的責任投資(SRI)を排除する理由は無い」という見解を表明しました。

このことによって、アメリカ合衆国内では機関投資家の更なる社会的責任投資(SRI)につながっていったと考えられています。

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