SRI(社会的責任投資)の歴史は古く、アメリカ合衆国における民間の活動が中心となって形成されてきました。
SRI(社会的責任投資)の発端は1920年代に教会が資金を運用するに当たりタバコ、ギャンブル、アルコール、武器など教義に反する企業には投資しなかったことだと言われています。
発想は現在のSRI(社会的責任投資)と同じですが、当時は現在のようにグローバル企業の存在もなく、また環境問題も悪化していなかったため取り組みとしては小さな規模のものでした。
その後、社会的責任投資(SRI)の考え方は、ベトナム反戦運動など社会運動が活発化する中で、企業の社会的責任を追求する手法として用いられるようになり、株主提案などの形で企業の経営に影響を与えるようになりました。
例えば
・ 1969年ダウ・ケミカル社でベトナム戦争用の爆弾製造の中止を求めた株主提案や、
・ 1971年GM社で人種隔離政策の南アフリカ共和国からの撤退を求めた株主提案
等が有名です。
また1970年代に登場した SRIファンド(SRI投資信託)が1990年代に入って好成績を上げるようになったため、社会的責任投資(SRI)が急速に普及・拡大しました。
SRIファンド(SRI投資信託)の好調によって社会的責任投資(SRI)は収益を犠牲にした投資でないことが広く知られるようになり、また確定拠出年金401kプランの選択メニューに社会的責任投資(SRI)が取り入れられたことも影響して1990年代は社会的責任投資(SRI)の拡大期となりました。
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