経済同友会の評価基準

  

経営者の団体である経済同友会では、CSR(企業の社会的責任)活動は企業自らの判断で主体的に取組むべきものとして、各企業が自社の取り組み状況を確認し、自己評価を行なうためのチェックリストとして「企業評価基準」を策定しています。

経済同友会の「企業評価基準」は、
1) 経営者自身による自己評価であること
2) 3年後の目標を設定し、経営者のコミットメントとして示すものであること
3) 企業の多様な取り組みを発掘・評価してゆくものであること
などが、その特徴として挙げられます。


企業の社会的責任 <評価軸Ⅰ>

この「企業評価基準」では、企業の社会的責任を次の4つのフィールドに分類し、それぞれのフィールドのステークホルダー(利害関係者)をあげ、83項目にわたって企業が果たすべき責任に言及しています。(括弧内は主要なステークホルダー)

1) 市場(顧客、株主、取引先、競争相手)
2) 環境(今日の世代と将来の世代)
3) 人間(従業員、人材としての経営者)
4) 社会(地域、社会、市民社会、国際社会)


コーポレートガバナンス <評価軸Ⅱ>

つぎにCSR活動を実践してゆくためのコーポレートガバナンスに関する評価軸として
1) 理念とリーダーシップ
2) マネジメント体制
3) コンプライアンス〔法令遵守〕
4) ディスクロージャー〔情報開示〕とコミュニケーション
があります。

<評価軸Ⅰ>企業の社会的責任と<評価軸Ⅱ>コーポレートガバナンスとはマトリクスのように交差する関係にあって、評価軸Ⅰの4つのフィールド各々について評価軸Ⅱのコーポレート・ガバナンスを働かせ、成果を生み出す仕組みが必要です。

評価軸ⅠとⅡをあわせて経済同友会の「企業評価基準」は110項目の質問で構成されています。また質問には現状評価のほか、3年後の目標設定も含まれています。

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