R-BEC001とは、社会的責任投資(SRI)の評価機関である株式会社インテグレックスが企業評価を行う際に使用する社会責任投資基準のことです。
R-BEC001は、企業の「倫理やコンプライアンス(法令順守)」の取り組みを調査するための包括的枠組みで、
・企業の誠実さ(インテグリティ) を測ること、
・組織としての自律能力を見ること、
・それを担保するための内部管理体制をチェックすること
をねらいとしています。
すなわちR-BEC001は、企業のCSR活動の源泉となる「企業経営の誠実さと透明性」に注目した企業評価を行おうとするものです。
チェックの項目は次の4つのパートに分かれ、全体では189項目にのぼります。
この評価項目は公開されているため、企業の自主的な評価の際に活用することができます。
1. 倫理・法令遵守活動の全体
1)リスク把握への取り組み(15項目)
2)社会貢献への取り組み(10項目)
3)環境保全への取り組み(10項目)
2. 計画に関する体制とプロセス(27項目)
3. 実施と運用に関する体制とプロセス(91項目)
4. 監査と見直しに関する体制とプロセス(31項目)
R-BEC001の全体構成は、倫理法令順守マネジメント・システム規格であるECS2000(Ethics Compliance Standard)に準拠しています。
ECS2000は、大学研究者、経済団体、弁護士、公認会計士などが集まって1999年に発行した規格で、企業倫理基準が体系化されており、企業が倫理・法令順守体制を構築する際のガイドとチェックリストとされています。
R-BEC001による企業評価はSRIインデックスを算出せず、他の評価機関とは異なる視点で実施される点が特徴です。
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